ピアノを弾ける方々は、譜面を見ただけでさらさらと弾いて、難しい曲や有名な曲も何でも弾ける、というイメージをお持ちかもしれません。実際ピアノが弾けるようになるまではある程度の練習時間が必要ですし、小さいころからピアノを弾いている人の方が、指の使い方などもスムーズです。
しかし、実際に保育園で活躍している保育士さんたちの中にも、ピアノを弾けない方たちがたくさんいることを忘れてはいけません。

ピアノを弾けない方たちは、他に活躍できる場所が十分にあります。

・子どもたちと一緒に大きな声で歌う
いくら小さい子供たちとは言え、集団行動をしている中で、恥ずかしくて大きな声で歌えない子どもたちもいるでしょう。その中で、先生が先頭にたって少しでも大きな声で歌ってあげれば、子どもたちも自信をもって歌えることは間違いないでしょう。

・歌だけではなく振り付けを教える
歌うことはもちろん、体を使って歌を表現することも大切です。最初は難しいですが簡単な振り付けからマスターし、徐々に難しいものをマスターしていけば大丈夫。子どもたちに教える技術も、保育士としても、成長できるでしょう。

確かにピアノは弾けなくても何ら問題ありません。ですが、保育園で働く限り音楽からは逃れられないのもまた事実…一念発起、ピアノを練習してみるのもおススメです。
小さいころからピアノを弾いてない方からすると、「20代になってからピアノを初めて触った」「楽譜の読み方を一から学ばなければならない」など人によってピアノへの入門は様々だと思います。しかし子どもたちは、保育士（先生）を見ていることを忘れてはいけません。
弾けるように努力する姿勢を子どもたちは必ず見ています。一緒に成長していくように、少しずつでも弾けるようになれれば格好いいですね。

最初は片手でしか弾けないかもしれませんが、努力することで気づいたら両手で弾けるようになり、最後は有名な曲や難しい曲も弾けるようになるでしょう。